クロアチアの人々について

クロアチアの人たちは、本当に皆さん親切で温かいです。スーパーへ買物へ行った時や大学の受付などで、言葉が通じずに困っていると周りの人ががすかさず助けてくれます。また、とても話好きな人が多いようで、街でもいたるところで立ち話をしている人を見かけます。多くの人が微笑みかけてくれ、とても温かい印象です。

ここOsijekや、Zagreb、Splitなどを見る限り、治安はとても良いようです。そもそも「ヤバそうな」人を街で見かけることがありません。下手をすれば日本より良いかもしれません。新宿のほうがよほど怖いです。これは、正直意外なことでした。東欧といえばルーマニアにおいて、日本人のAIESECからの研修生が殺される事件があったり、歴史的に紛争の絶えない地域でもあることから、もう少し荒んだものを想定していました。

街は、とても綺麗です。清掃が行き届いており、東京よりも綺麗です。建物はとても古めかしい、エレガントな石造りがほとんどです。精緻な作りこみがなされているものも多く見られます。街には、ところどころに内戦の爪痕が見られます。石の壁に、銃弾の後が残っているものがかなりあります。

こちらの皆さんは交通ルールをとても良く守っているようです。一番驚いたことは、信号の無い横断歩道で待っていると、必ずと言っていいほど車が止まってくれることです。東京ではこちらがある程度無理やり進んでいかないと誰も止まってくれないことすらあります。

こちらの皆さんの気性は、曰く、「少し働き、たくさんコーヒーを飲む」だそうです。街にはたくさんのカフェがあり、常に人が談笑をしています。平日の昼間でも人がいっぱい(笑)みたいなことを言っていました。lazy(笑)と言う人も居ました。

Marioさんは、年が上の人ほど内向き志向が強く、コミュニケーションしたがらない人が多いということも言っていました。が、そうした感じを受けたことは今のところありません。これはもしかすると、理由は違えど日本もそうであることから、感じにくいのかもしれません。

こういった中でも、やはり民族の問題はかなり多く残っているということも聞きました。セルビア人を嫌っている人はかなり多いようです。しっかりした教育を受けている若い世代はだいぶ良くなっているといいますが、それでも親が古い考えを植え付けたり、政治家が「戦争を忘れるな」のような宣伝をするといった問題があるようです。実際、あまり好きではない、といっている学生も居ました。

また、「ジプシー」と言われる人々に関する話も聞きました。ジプシーは元はインドの出自で、旅芸人のように各地を転々として生きてきた民族ということです。そのジプシーが、今では国境の問題で移動できなかったり伝統的な習慣で物乞いをするなど現代の文化に合わず、差別などが起きているそうです。また、かつての習慣からか子供を学校に入れたがらないのだそうです。このような、特有の難しい問題も内包しているということを知りました。

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