Windows 10 Bash on Ubuntu on WindowsでROSを動かす!

Windows 10最強!海外のフォーラムでWindows 10のWSL(Bash on Ubuntu on Windows)上でROSが動作したという情報を見て試したら動いたので、取り急ぎ手順を書いておきます。

Windows Subsystem for Linux(WSL)は、Bash on Ubuntu on Windowsとも呼ばれており、Windowsの上で「ネイティブに」Linuxバイナリを動作させる機能です。この機能とCanonical社(Ubuntuプロジェクトを支援している)の協力のもと、Windows上でUbuntuと同様の実行環境が実現できるようになっています。

以下、Windows 10でROSを動作させる方法を書いていきますが、ある程度WindowsやLinuxの使い方がわかっていることを前提にしています。また、Linux上でROSを使用した経験があるとわかりやすいかもしれません。ROS自体に関する解説はここでは行いません。

手順

とりあえず、手元のSurface Pro 3で試してみます。Windows 10 1709 Fall Creators Update適用済み環境です。1709ではついにWSLからBetaが外され、正式な機能に昇格されました。このため、1709環境を利用するのがおすすめですが、1703でもおそらく実行可能です。

WSL環境を用意

これについては記事がたくさんあるので簡単に書きます。

設定 -> 更新とセキュリティ -> 開発者向け -> 開発者モード

で開発者モードをオンにします。

また、

アプリと機能 -> プログラムと機能(一番下にある) -> Windowsの機能の有効化または無効化 -> Windows Subsystem for Linux

でWSLを有効化します。 再起動を求められたらそれに従います。

さて、Ubuntuのインストールには2つの方式が存在します。Ubuntuをストアアプリとして入れる方法と、そうでない方法です。 今後はどうもストアのほうが主流になりそうですが、Beta版として最初に提供されて情報も多いのは非アプリ版です。 私は非アプリ版で環境を作ってしまっていたのでそちらにしましたが、新しく始める人はアプリ版が良いかもしれません。 アプリ版でもし動かなければ、コメントで教えていただければ幸いです。

非アプリ版のWSLを使用するとき

Windows PowerShellを開き、bashと入力すればUbuntuのインストールが開始されます。

ストアアプリ版のWSLを使用するとき

ストアを開き、「Ubuntu」で検索してインストールします。

Windows版X11をインストールする

さて、WSLのUbuntuを触る前に、GUIの表示に必要なX11をインストールしておきます。LinuxでGUIを使わないのであれば、この項目は飛ばしてかまいません。ROSにおいて、rvizやrqt系の可視化ツールを使用するためにはX11が必要です。

Windows版X11として、オープンソースのXmingというX11サーバーを使用します。以下のサイトからXサーバー本体 Xming-6-9-0-31-setup.exeとフォント Xming-fonts-7-7-0-10-setup.exe (2017/10/19現在)をダウンロードします。

https://sourceforge.net/projects/xming/

本体、フォントの順にインストールしてください。これで、X11のインストールは完了です。

ROSをインストールする

さて、いよいよROSをインストールします!ROSの2017/10/19時点での最新はLunarですが、ここでは安定性重視で長期サポート版のKineticをインストールすることにします。以下のインストールガイドに従います。私はLunarで試していませんが、おそらく同様に動作すると思われます。

http://wiki.ros.org/kinetic/Installation/Ubuntu

それでは、WSL Ubuntuの端末を開いてください。スタートメニューから「Bash on Ubuntu on Windows」(非アプリ版)か「Ubuntu」(アプリ版)を選択し起動してください。

ROSのインストールは、ROSプロジェクトで用意されているaptリポジトリを用いて行います。 まずはaptにリポジトリを登録します。

sudo sh -c 'echo "deb http://packages.ros.org/ros/ubuntu $(lsb_release -sc) main" > /etc/apt/sources.list.d/ros-latest.list'

次に、キーを登録します。

sudo apt-key adv --keyserver hkp://ha.pool.sks-keyservers.net:80 --recv-key 421C365BD9FF1F717815A3895523BAEEB01FA116

パッケージ情報を更新します。

sudo apt update

いよいよROS関連パッケージのダウンロードを行います。使用目的に合わせて、いくつかのセットを選べます。例えばGUIを含まない最低限の構成などです。ここでは、GUIを含めたフルのセットをインストールすることにします。どのセットを選んでも、最初にインストールされるパッケージが違うだけで、後からパッケージの追加や削除は可能です。注意としては、ros-kinetic-desktop-fullを選んでもROSのリポジトリにある全てのパッケージがインストールされるわけではないという点です。

sudo apt-get install ros-kinetic-desktop-full

最後に、rosdepの初期化をして完了です。2行目ではsudoをつけてはいけません。

sudo rosdep init
rosdep update

環境変数の設定

ROSに限らずX11を使用したい場合、環境変数DISPLAYを設定してディスプレイ番号を教える必要があります。 毎回コマンドを実行するのは面倒なため、.bashrcで設定を行います。以下を最下行に追記してください。

export DISPLAY=localhost:0.0

また、ROSの関連ツールを動かすためにはROSの環境変数設定が必要で、そのためのスクリプトを端末ごとに動かす必要があります。これも面倒のため、同様に.bashrcで設定しておくと良いかと思います。以下追記します。

source /opt/ros/kinetic/setup.bash

起動するか試してみる

さて、いよいよ動作のテストを行ってみます。 まず、WSL端末を一つ開き、roscoreを起動します。

roscore

もう一つWSL端末を開き、rvizが起動するか確認します。

rosrun rviz rviz

ファイルマネージャなどをインストールする(Optional)

必要に応じて以下のようなものを入れてみるといいかもしれません。

ファイルマネージャCaja。GUIでファイル操作ができるようになります。

apt install caja

端末mate terminal。Linuxのデスクトップ環境で使っているような高機能な端末。

apt install mate-terminal

GUI関連の設定(Optional)

デフォルトでは日本語フォントやテーマが入っておらず、ものによってはGUIがまともに表示されないため、これらのインストールと設定を行います。

gtk-chthemeはGTKのテーマ設定ツール、light-themesはUbuntuデフォルトのテーマパッケージ、fonts-takaoはUbuntuデフォルトの日本語フォントです。

sudo apt install gtk-chtheme light-themes fonts-takao

インストールできたら、端末でgtk-chthemeを実行し、Ambianceなどを選択します。フォントがデフォルトで小さめなら、13くらいにしておくといいかもしれません。

また、何故かgtk-chthemeではアイコンを設定してくれないため、こちらは手動で設定します。~/.gtkrc.mineというファイルを作り、以下を書き込んでください。

gtk-icon-theme-name = "Humanity"

これでcajaなどを起動すれば、本物のUbuntuと同じように見えるはずです。

参考にしたサイト

http://janbernloehr.de/2017/06/10/ros-windows

Surface Pro 3を入手!

さて先日、前々から欲しかったSurface Proをついに入手しました!元々今年2月にBungbungame Photon2という、激安新品2万円のデジタイザペン付きWindowsタブレットを入手して、デジタルノートとしての可能性を体感していました。Photon2もノートとしての使い勝手は非常に良かったのですが、当初からKp41というブルースクリーンで落ちるエラーが多発していて、ソフト的な改善策はいろいろと試したものの一向に解決しないため、諦めて次の機種に手を出すことにしました。ネットを見ていてもそれほど不具合報告が多いわけではないので、ハズレを引いてしまったようです。元は良いタブレットだと思います。

現在最新のSurface Pro最新は5代目で、4代目が型落ちでまだ売られているという状況です。今回買うタブレットはノートPCとしても使用したかったので、スペックは最低Core i5, メモリ8GB以上で考えていました。途中、hp spectre x2という、i7/16GBというスペックで20万円、同等スペックのSurfaceより10万円も安いという製品を見つけたりもしました。が、どうも熱設計が不十分でCPUが本来のパワーを発揮できないなど評判があまりよろしくないようでした。

予算は、いいものなら20万円くらいは出してもいいかな、と考えていました。それだと、候補は前述のspectre x2か、Surface Pro 4の最上級グレード(i7/16GB/1TB)ということになります。

結局ジャンクへ。。。

しかし、ここで少し躊躇が発生します。最近の製品は高密度に作られているため公式修理が高額で、自力修理もほぼ不可能という状況があります。ネットの情報では保証期間が過ぎたあとは自然故障でも7万円くらいの修理費を要求されたというような話も見ました。また、修理情報サイトiFixitでは自力修理難易度で最高ランクがつけられています。製品には当たり外れがありますし、20万払ってこれではちょっと困ります。

あともう一つは、PCの値下がりが早すぎるという点です。例えばSurface Proの5代目とPro 4は併売されていますが、Pro 4の最高グレードのモデルでは10万円近くも公式で値引きが行われています。中古の相場なら更に下でしょう。かといって、性能面で10万円分の差があるとは思えません。

こう考えると、特に最新の機能に魅力を感じるというわけでない場合、最新という「ブランド」にプレミアム価格を払っているような感じがし、なんだかなあと思ってしまうわけです。

これまでは中古やジャンクばかりだし、そろそろ新品買ってもいいかな、と思って始まった選定作業でしたが、もやもやしながら、ふとオークションを覗いていました。

すると、見つけました、Pro 3になりますが最高グレード(i7/8GB/512GB)のジャンク品。電源が入らないことがあるという症状でした。修理は難しいということでしたがどうにもこれまでの血が騒ぎ、つい入札してしまいました。4万円と少しで落ちました。途中ヒートアップしてついポチポチ値段を上げてしまいましたが、最後は誰も追ってこなくなりました。やはりジャンクに4万は出せないという人が大半だったようです。

届いてみると、結局もとの持ち主の勘違いだったのか、不具合は一切ありませんでした。調べてみるとこの機種の公式の不具合で、古いファームウェアでバッテリ関連のバグにより落ちることがあったそうです。もしかすると、それと勘違いされたのかもしれません。これは現在はアップデートで修正されています。

そんなこんなで、結局状態のいい完動品が4万円で入手できたというわけです。結局また中古になってしまいました。

本体はよくできていると思う

とりあえず、いろんなギミックはすごいです。本体にいくつも磁気センサを搭載しており、キーボードカバー(タイプカバー)を閉じるとスリープ、後ろに回すとタブレットモードに切り替わりキーとタッチパッドが自動的に無効になるなど、使いやすくする工夫がなされています。OSとうまい具合に連携できていて、ここらへんはAppleよろしくハード・ソフト一体開発の強みが出ているように思いました。

そして、タイプカバーのキーボードは、予想に反してとても打ちやすいです。若干たわむということはありますが、極薄なのにしっかりしたタッチ感があり、キートップも広く、配置も変則的になっていたりしません。

とりあえず、環境構築を行ってみることにします。それではまた。

21世紀に持っていくテレビ

4月から仕事で引っ越しをして、そろそろ新天地にも慣れてきました。先日、近くのハードオフ(中古屋)にバイクを走らせて行ってみたら、ジャンク品で古い液晶テレビが出ていました。値段は何と300円。電源ランプは点くものの映らないらしく、またデジタル放送にも対応していないため、相応な値段でしょうか。

DCIM0057

これは2000年前後のシャープのAQUOS。まさにシャープが他社に先駆けて液晶テレビを発売し、成功への道を歩み始めていたくらいの時期のものだと思います。

今改めて見ても、デザインは秀逸だと思います。当時のシャープの本気が感じられます。持ち手がついているところなど最初から「ポータブル」を指向したデザインとなっています。これは液晶テレビが普及しきった現在でも珍しく、依然として先進的であるように思います。

DCIM0059

これには、シャープのAQUOSに込めたメッセージが感じられます。当時のブラウン管テレビは大人にも重く、とても持ち歩くことなど考えられなかったですが、これからは自由に持ち歩ける時代なんだ、と。

もちろん、実際にはテレビを家の中で持って歩くことなんてほとんどないと思います。しかし、そうしたメッセージを多分に発信するこのデザインや、2000年前後の時点で未来を見据えた提案をしていたことなど、大きな功績のあった製品なのではないでしょうか。

DCIM0060

裏には、キタ トシユキさんという方のデザインであるというサインが入っていました。

ジャンク品なので、電源アダプタはついていませんでした。早速ネットで検索します。したら、地元・東京の秋葉原でよくお世話になっていたとある店に何故か大量に在庫があることがわかりました。しかも安い。東京にいたら即翌日向かっていたところですが、今はそうもいきません。ネットで注文します。

しかし、ハードオフによれば電源を繋いでも何も映らないそうなので、修理を試みることになりそうです。修理が趣味、というのも珍しいと思いますが、偉大な先輩方が作った「作品」に直に触れることができ、なかなか面白いことです。

Zenfone 5 LTE(Lollipop日本版)のroot化

IMG_0001

先日、ついにZenfone 5 LTE日本版のAndroid 5.0(Lollipop、12.4.5.57)アップグレードが公開されました!このroot化方法を紹介します。台湾のコミュニティで共有されていた方法をベースにしています。
http://apk.tw/forum.php?mod=viewthread&tid=703649

この方法では、root化それ自体にはKingrootという中国製アプリを使用します。このアプリはroot化はできるのですが、スパイウェアのような挙動を示すということが言われています。また、新しいLollipop ROM(12.4.5.42など)では使用できないという問題もあります。

これに対応し、以下の方法では

  • Kingrootに情報抜き取りの隙を与えないようにしつつroot化
  • その状態でKingUser(Kingrootによるroot権限管理アプリ)をSuperSUで置き換え
  • root化を維持しつつ最新のROMにアップグレード

という操作を行います。

具体的には、個人情報が全く入っていないまっさらな状態の古いROM環境でKingrootによるroot化を行い、KingrootをSuperSUに置換、さらにsuのみを維持する細工を施したうえで最新のROMにアップグレードする、という手順を踏むことによって、一般的なSuperSUによるroot化と最新のROMのroot化を実現します。

手順の概要

これから行っていく手順の概要は次のようになります。経験のある人ならこれだけ読めば十分かもしれません。

  • SD、SIM抜く
  • WW_12.4.5.22を書き込み、そのままファクトリーリセット
  • 内部メモリにKingroot(.apk)をコピー
  • Kingrootでroot化
  • 開発者モードをオン、USBデバッグをオンにする
  • RootToolsから、Remove_Kingroot.bat、Root_Survival.batを順に実行
    • 途中、デバイスの画面にroot権限取得を許可しますか?という旨のメッセージが出るので承認
  • 内部メモリにJP_12.4.5.57.zipを転送
  • JP_12.4.5.57を書き込み
    • ここでファクトリーリセットしないこと!
    • 初回起動時に、Root_Survivalで仕込んだ再root化のスクリプトが実行されます
  • 再起動
  • 初期設定画面が出たら、電源OFF、リカバリモードからファクトリーリセット
  • 通常通りセットアップし、PlayStoreからSuperSUをインストールし完了!
  • 完了

Kingrootに情報抜き取りの隙を与えないため、かなり冗長な手順を踏んでいます。

準備

Kingrootのダウンロード

まずはKingrootをダウンロードします。公式サイトでダウンロードすると新しいバージョンになってしまい、上記のツールで除去できないソフトが含まれているため、下記のサイトからダウンロードできる古いバージョンを使用することをおすすめします。

http://www.asus-zenfone.com/2015/05/how-to-root-asus-zenfone-5-lte-t00p-lollipop.html

MicroSD,SIMカードを抜く

KingrootにMicroSD内のデータやSIMのデータへアクセスされないよう、あらかじめ抜いておきます。

公式ROMのダウンロード

以下のASUS公式サイトからROMをダウンロードします。「OS」として、Androidを選択してください。その中から、最新のroot化を行いたいバージョンと踏み台となるバージョンの2つをダウンロードします。2015/10/27現在日本版最新は「JP_12.4.5.57」、世界版最新は「WW_12.4.5.50」です。踏み台バージョンとしては、「WW_12.4.5.22」をダウンロードしてください。

https://www.asus.com/jp/Phones/ZenFone_5_A500KL/HelpDesk_Download/

日本版と世界版

日本版ROMと世界版ROMの違いですが、日本版Zenfone 5にはどちらのROMも書き込むことができます。現状ではJP_12.4.5.57とWW_12.4.5.50を比較すると日本版のほうがOS自体の改良も進んでおり、最新のセキュリティパッチ(StageFright2.0対応)などがあたっています。一方世界版では、カメラのシャッター音が消せるなどのメリットがあります。世界版でも日本語表示はほぼ問題ありませんが、日本版のほうが日本語フォントの表示が綺麗に調整されています。

Kingroot、RootToolsのダウンロード

RootToolsは、以下の台湾のコミュニティで公開されている今回の方法に用いるツールです。

http://apk.tw/forum.php?mod=viewthread&tid=703649

その中のURLである以下からRootTools.zipをダウンロードしてください。

https://mega.nz/#F!tlMCBSBZ!Jh8Hd_T46G5zRcn9mORk9A

また、Kingrootのapkは以下のサイトのURLから取得してください。

http://www.asus-zenfone.com/2015/05/how-to-root-asus-zenfone-5-lte-t00p-lollipop.html

作業手順

踏み台バージョンの書き込み

まずは、これから端末を初期化するため現在の環境を完全にバックアップしてください。端末をリカバリモードで起動し、踏み台バージョンのROM(WW_12.4.5.22)のZIPファイルを選択し書き込みを行ってください。書き込みが成功したら、続けて「wipe cache partition」「wipe data/factory reset」を選択し、端末のデータを全消去します。これで、端末上から全ての個人データが消去され、Kingrootを実行しても抜き取るデータがない状態になりました。

終了したら「reboot system now」を選択し、踏み台バージョンで起動してください。ここで初期設定画面が表示されます。ここで、各種アカウント情報は絶対に入力しないでください。ただし、WiFiだけはKingrootの実行に必要なためパスワードを設定してください。これも気になるようであれば、公衆WiFiや一時的にMacのインターネット共有機能を使用することなどを考えてください。Kingrootの実行にWiFiを必要とする理由としては、第一には機種に合わせたroot化方法をダウンロードするためです。

踏み台バージョンのroot化

踏み台バージョンのOSが起動したら、設定から「提供元不明のアプリ」を許可し、また開発者モード・USBデバッグを有効化してください。このあたりの方法に関しては他サイトを参照してください。

また、PCにUSB接続しKingrootのAPKを本体メモリの最上位にコピーしてください。

完了したら、「ファイルマネージャ」アプリからKingrootのインストールを行い、そのままKingrootを起動、指示に従ってroot化を行ってください。終了したら、再起動せずにそのまま次の手順に進んでください。

SuperSUによる置き換え

ここで、いよいよ台湾コミュニティで開発されたRootToolを使用します。まず、PCのどこかにRootTools.zipを展開し、各種ファイル(Remove_Kingroot.batなど)があるディレクトリでコマンドプロンプトを開いてください。

ここで、コマンドプロンプトでRemove_Kingroot.bat、Root_Survival.batを順に実行します。前者はしばらくすると表示が止まりプロンプトが返ってきませんが、その状態になったら終了していますのでCtrl+Cで停止してください。エラーがでなければ成功です。途中、端末の画面にroot権限の使用を許可するかどうかのポップアップが表示されるので、了承してください。

これにより、まずKingroot関連ファイルを削除しSuperSUで置き換え、その後再root化プログラムがOSアップグレード後に読み込まれるように設定されます。

終了したら、最新のROMを内部メモリにコピーしてください。

ここで再起動を行います。再起動したらリカバリモードに入ってください。

最新ROMの書き込み(再root化)

リカバリモードに入ったら、先ほどと同様の手順で最新ROMのZIPファイルを選択し書き込みを行ってください。ここでは、ファクトリーリセットは行ってはいけません!先ほど仕込んだ再root化のスクリプトは、最新ROMの初回起動時に自動的に読み込まれ、処理を実行するように仕掛けられています。終了したら、再起動してください。

最新ROMで起動しますので、初期設定を行ってください。ここではWiFiも含め全ての情報を入力しなくて構いません。適当にスキップしつつ、ホーム画面が表示されるところまで行ってください。

メニューを表示し、アプリの中にKingroot関連アプリが残っていないことを確認してください。SuperSUは残っていると思います。

確認したら、再度リカバリモードに入ってください。

最後の仕上げ

リカバリモードに入ったら、総仕上げとして「wipe cache partition」「wipe data/factory reset」を行いユーザ領域のデータを全消去します。既にシステム領域にsuは転送されているため問題ありません。念のためシステムを初期状態に戻し、全バージョンから引き継いた余計なファイルを削除するようにしています。

再起動したら、今度は通常通りセットアップしてください。アカウント情報などを入れて構いません。メニューを開くと、SuperSUなどは全て消えていると思いますが、正常です。この状態でシステム内部ではroot化が行われていますので、Play StoreからSuperSUをインストールし、完了となります。

おつかれさまでした!

Windows 10の使いにくい部分を修正!!

こんにちは!去る7月29日、ついにWindows 10が公開されました!まだまだ行き渡ってはいないかもしれませんが、Windows 7, 8.1を使用している人は無償でアップグレードすることができます。XP/Vistaを使用している方は購入するしかありません・・・。

Windows 10では、タブレット向けを強く意識した8から方針転換し、7以前のようにPCを主眼においたデザインに戻されました。批判が強かったとはいえせっかくやった大転換をまた元に戻したことについては少し残念な気もしていますが、PCで使う以上は使いやすくなったと言えます。と言いますか、PCで使うWindowsとしては過去最高の完成度だと私は思っています。

まず、Windows 10ではOSの中核部分であるカーネルのメジャーアップデートが行われ[https://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows_10]、体感速度が大きく向上しています。最近のハードウェアを利用している場合は特に、7よりも断然速いです。OSXもそうですが、最近のリリースはハードウェアの要件をあまり上げずに軽量化に主眼をおいていますので、Windows 10はCore 2 Duo世代(Windows Vista世代)くらいのPCでも十分その恩恵を受けることができます。

ですが、残念なことに表面的な部分ではいくつか使いにくいところがあります。それは、スタートメニューと画像ビューアです。実力はあるのに、実にもったいないことです。ここでは、その解決法を提案します。

使いにくいかもしれない点: 新しいスタートメニュー

Windows 10の特徴として、新しくなったスタートメニューがあります。これはこれで悪くはないのですが、XPやそれ以前からWindowsを使ってきた人たちにはやはり馴染みにくいところがあるかもしれません。

new_startmenu_mod

そこで、まずはこれを従来の使い勝手に戻すTipsを紹介します。これには、Classic Shellというフリーウェアを利用します。旧来のスタートメニューを再現する同様のソフトはいくつかあるのですが、あるものは完成度は高いものの有料、またあるものはアドウェア疑惑があるなどで、私の一番のおすすめはこのソフトです。

Classic Shellを利用することで、以下のような旧来のスタートメニューに似たスタートメニューを再現することが可能になります。

classicshell

それでは、インストールを行いましょう。

Classic Shell公式サイト

http://www.classicshell.net/

英語のサイトになりますが、臆することはありません。「Download Now」をクリックし、ダウンロード、インストールしましょう。

インストールが完了すると、細かい見た目や使い勝手を設定するウィンドウが出ますので、適宜設定を行います。わからない場合は、そのままでも大丈夫です。

使いにくい点: 「フォト」アプリ

photo

うーん、、私としては、ここはいまいち理解できません。Windows 10では画像ビューアが「フォト」というModernアプリになってしまいました。Modernアプリは主にタブレットを志向したデザインで、PCでは利用しにくいものです。例えば、右クリックメニュー等は使えません。しかも、現状ではModernアプリは従来のWin32アプリと比較し動作速度が遅く感じられます。これも、従来のようなものに戻しましょう。

画像ビューアのフリーソフトはいくらでもあるのですが、使用感やシステム全体の安定性の観点から、できれば純正のものを使用したほうが良いということがあります。そのため、ここではMicrosoftがWindows 7の時期に提供していた、「Windows Essentials」という追加パッケージに含まれる「フォト ギャラリー」を利用することにします。インストールは問題ありませんでした。

photogallery

以下のサイトから、ソフトウェアをダウンロードし、インストールを開始します。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-live/essentials

インストール中、「フォトギャラリーとムービーメーカー」だけをインストールするよう指定します。OneDriveなどはもともとインストールされているソフトと競合する可能性があります。「Windows Live メール」は欲しければインストールしても良いかもしれません。「Windows Live Writer」は使いやすさで定評があるブログクライアントです。というか、この記事もLive Writerで書いています。

インストール時に.Net FrameWorkのインストールが始まった場合は指示に従います。

インストールが完了したら、何か画像を開いてみてください。その際、どのソフトウェアで開くか聞かれると思いますので、「フォト ギャラリー」を指定してください。

これで、旧来のような使いやすい画像ビューアで画像が開かれるようになります。

おつかれさまでした。

最強の格安スマホ、Zenfone5を購入!!

Zenfone5

先日、大人気の格安スマホ、Zenfone5を手に入れました!!オークションで2万くらい、ちょっと安めに手に入れられました。SIMフリーで、とにかく、安くて高性能で超おすすめです。

zenfone5

Zenfone5とは

ZenfoneはASUS Tekが販売しているスマートフォンです。ASUS Tekは台湾の会社で、以前はPCのマザーボードを作る会社として有名でした。最近では、スマートフォンやスマートウォッチまで手がけるようになり、より一般向け商品も出すようになってきています。

Zenfone5は昨年11月に日本版が発売され、SIMフリーで「安くて高性能」ということで格安SIMの普及とも相まって大人気となりました。

安さと性能を両立

Zenfone5の凄さは、その低価格と高性能さの両立です。まず、価格は公式ストアの32GBモデルで32,184円となっています。これは2015年6月現在のiPhone 5c 16GB docomo版の中古とだいたい同じくらいの価格です。Zenfone5なら新品で容量も多く、SIMフリーで同じ価格なので、iPhoneと単純比較なら圧倒的に優位です(iPhoneはそれだけで語れない部分も多少ありますが)。

それでいて、性能もまた申し分のない高性能さを誇っています。スペックとしても、クアッドコアCPU、2GBメモリ、800万画素カメラなど、iPhoneや他社のAndroidスマートフォンに優るとも劣らないものになっています。ASUSによればiPhone 5sよりも明るく写真が取れるらしいです。

ソフトウェアもよく作りこまれている

もっとも、スマートフォンはスペック表の数値だけで議論するのは意味が無い場合が多いです。というのは、ソフトの使い勝手や作りこみ度合いが、実際の使いやすさに大きな影響を与えるからです。特にiPhoneなどはハードウェアスペックは低くても、ユーザ・インタフェース(UI)の作りこみとハードと密に連携した最適化で比類の無い快適な使い心地を実現しています。

そうしたソフトウェア側の作り込みは、Androidにおいても(というか、どんな製品においても)重要だと思いますが、実はこれが簡単なようでなかなかできないメーカが多いところです。Googleから提供されたAndroid OSをほとんどそのまま使用していたり、メーカ独自のアプリケーションの品質が低かったり、そのハードウェアに向けた最適化を十分に行っていないような会社が多い気がします。今においても、特に日本のハードウェアメーカ系のソフト開発の能力と意識はあまり高いものではないように感じます。

このような製品でユーザの快適な使い勝手を実現するためには、iPhoneで示されたとおり、単一の思想に基づいて端末内のUIや機能、各種クラウドサービスなどがシームレスに連携することと、そのハードウェアに特化した徹底した最適化が絶対に必要なのです。

Zenfone5では、この辺りが非常にしっかりしていると感じました。

ZenUI Apps

ZenUI Appsとは、Android OSにASUSが独自に追加したアプリケーションです。通常はAndroidスマホの場合にはGoogle純正のメールやブラウザなどのアプリケーションが搭載されていますが、Zenfoneの場合にはそれに加えて、ASUSが開発したアプリケーションが搭載されています。これがほとんどすべての機能を覆い尽くしているため、横並びのAndroidというよりはZenfoneという独自の製品という感じさえ受けます。メーカアプリというと良くないイメージを持っている人は多いと思いますが、ZenUI Appsは非常に良く出来ていると感じました。主なものとして、次のようなものが搭載されています。

  • ホーム画面
  • メール
  • ブラウザ
  • カレンダー
  • やることリスト(TODOリスト)
  • 連絡先
  • ファイルマネージャ
  • カメラ
  • ギャラリー(写真)
  • 音楽
  • バックアップ

こんなにあります!もちろん、Google純正のものも搭載されています。個人的には、Googleのアプリは先進的なUIを追求しすぎていてちょっと戸惑うところがあるものの、ASUSのほうはわりと昔ながらのスタイルを踏襲しているような感じで、多くの人に優しい作りのように感じています。これらの詳細に関しては、また別な記事で紹介したいと思います。

カメラもすごい

Zenfone5は、カメラの画質も相当良く、また暗所性能にも優れています。Zenfone5でとった写真は↓のような感じです。

P_20150601_164340

また、HDR機能も搭載しています。HDRは露出を変えた写真を複数枚自動で撮影・統合し、明るいところと暗いところを一枚の写真に含めてしまうことができる機能です。より目で見た光景に近く撮ることができます。HDRで撮影した写真が↓です。

P_20150603_185249_HDR

P_20150603_190119_HDR

と、画質や暗所性能は申し分のないものとなっています。

ただ、あえてひとつ言うとすれば、ハードウェアの性能はいいものの写真の最適化やHDRなどの「ソフト側の」処理の上手さ、作りこみではiPhoneの方が上かなとも思いました。iPhoneのHDRは何も考えずに撮っても、本当に見たままのように撮ることができていました。こちらは、多少不自然な感じが出てしまっています。

格安SIMや海外で使える!

と、このように安くて高性能のZenfone5は、もちろんSIMフリーなので、現在人気の格安SIMと組み合わせて格安運用することが可能です!海外で、現地の安いSIMを購入して使用することもできます。ただ、海外で使用する場合には「対応バンド」に気をつける必要はあります。これについては、また機会があれば紹介したいと思います。

 

まだまだ紹介することはたくさんありますが、本日はとりあえずこのあたりにしておこうと思います。それでは!

Windows 10無料アップグレード予約開始!

Windows 10の無料アップグレードの予約が6月1日から開始されたようです!

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150601_704747.html

このような感じで、アップグレード対象になるPCだと自動的にタスクバーにアイコンが現れてくるようです。このアップグレードアイコンは更新プログラムとして送られてくるので、Windows Updateを自動にしていない場合は手動で行う必要があります。また、ハードウェアの適格性もチェックされているようで、アイコンが現れない場合には要件を満たしていない可能性もあるようです。

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アップグレードは(おそらく)おすすめ

このアップグレードはWindows 7、8.1のユーザに1年間の期限付きで無料提供されるものです。私はテクニカル・プレビュー版をデスクトップPCでしばらく使用していましたが、個人的には非常に良い出来だと思いました。Windows 8などはユーザインタフェースが大きく変更され、旧来のユーザが戸惑ってしまったことは記憶に新しいですが、10はより7など以前のWindowsに近くなったところも多く、現状7を使っているユーザにもおすすめできます。

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10では、OSのかなり内部から改修が行われたらしく、体感の動作は7よりも速くなっています。また、Macのようなデスクトップを複数作って切り替える機能も搭載されるなど、使い勝手や機能も大きく向上しています。もちろん、最初のうちはトラブルなどもあるかもしれませんが、ある程度新しいPCを持っている方であれば、メリットばかりのアップグレードという感じがします。

Windowsのいいところ、Macのいいところ

最近、とある古いソフトをOSXにインストールしようとして、実はそれがPowerPC向けだったためインストールできないということがあった。そして、ちょうどそのWindows版があったため、Windowsでそれを利用することにした。古いソフトにもかかわらず、Windowsは動作させられるが、Macはだめだったということである。
この違いは、結構重要な気がする。私は今まで、Windowsは製品としてはOSXに比べてかなり遅れた存在だと考えてきた。しかし、互換性という意味ではもしかすると優れているのかもしれない。
Macは、この20年ほどの間に少なくとも2回の大変革が行われている。一つはMac OS 9からMac OS Xへの移行、もう一つはPowerPCベースからintelベースへの移行である。どちらの場合も、Appleは手厚い移行措置を講じてきた。しかし、あくまで移行措置であり、Appleが移行完了と判断した時点で旧システム向けのソフトは使えなくなってしまう。これに対し、Windowsはいまだに、全てではなくともWindows 95以前のソフトを動作させることすらできる。
この違いが私たちに与える影響は何か。今までに貯めたソフトウェア資産を生かし続けられるという意味では、間違いなくWindowsが有利である。しかしその反面、Windows 95~Windows 7までほとんどその使用感に変更が加えられて来なかったのも事実である。未だに、仮想デスクトップすら実装されていないというのは、遅れているという他はない。「Windows以外」のデスクトップ(OSX、GNOME、KDE、WindowMaker、etc)には以前から実装されているし、特にWindowsが実装を避ける理由も見当たらない。Windowsは殿様商売で積極的な進歩をしてきたとは言いがたい。その点、OSXは積極的に変革を推進してきた。Mac OS Xへの移行で安定なUNIXベースとなり、そのデスクトップの使用感にも、使いやすくする工夫がバージョンアップごとに盛り込まれてきた。具体的には、Spaces、Expose、ダウンロードスタック、LaunchPad、MissionControlなどである。AppleはパソコンとしてはWindowsよりも常に弱い立場であるため、機能を必死で進歩させてきた結果のように思える。ただ、進歩に貪欲すぎるためか、ある程度の時間が過ぎて役目を終えたと考えられる機能は積極的に削除するという特徴がAppleにはある。それはソフトウェアの互換性もそうであるし、上述のSpacesやExposeなどのデスクトップの使用感に関する部分も含まれる。これは、常に最新の機能や使用感を求めないユーザや業務ユーザに対しては考えものとも言える。

これらを踏まえて、どういったユーザにどういったコンピュータがマッチするかについては、また次回に考えてみたいと思う。

Powerful & User Friendly UNIX : MacOSX

近頃、ちょっとした偶然からMacOSXを触るようになりました。まずはじめに、今年の3月に学校で捨てられる寸前だったiMac G3をもらって、研究室で使用しておりました。そして先日、秋葉原のジャンクショップで前から欲しいと思っていたiMac G4が3000円前後で購入できたため、自宅でもMacを使えるようになりました。ジャンクなので、電源回路と光学ドライブが故障しておりましたが、無事修理を行うことができました。

自分は以前からLinuxをメインOSとして使用しており、WindowsよりもUNIX系を使用したいと考えておりました。しかし、Linuxは設定に多くの手間を必要とすることが欠点でした。そうしたところで、UNIXのパワーと商用OSとしての操作性・安定性を兼ね備えたMacOSXはよい選択肢ではないかと思いました。